なんでもない週末に、1泊2日でマラッカに行きました。
「わざわざ行くようなところかな?」
「見どころ少なそうだけど楽しいかな?」
なんて思っていましたが、
結論、超行ってよかった!!
文化が入り混じる世界遺産の街を歩くのは楽しいし、女子2人で歩いても比較的安全だし、
何よりご飯が安くて美味しい!!(永遠に食べてた)
美味しかったご飯など、魅力溢れるマラッカの旅の記録をしていきます。
- シンガポールからバスで気軽に行ける
- 街全体が世界遺産。それでいて街がコンパクトなので観光しやすい
- 本場のニョニャ料理が美味しい
- 1泊で丁度よく、週末旅行にぴったり
マラッカってどんなところ?
東洋と西洋の文化が共存する、世界遺産の街
15世紀にマレー半島南部に誕生したマラッカ王国は、マラッカ海峡が東西貿易の中継点となり繁栄。
16世紀にはオランダ、ポルトガル、イギリスなどのヨーロッパ諸国の支配下におかれ、建築、宗教、食文化などの西洋文化を強く受け、東西の文化が入り混じる唯一無二の街となったそう。
中国、マレー、ヨーロッパの文化が融合した「プラナカン」が発展したのもマラッカを特徴づけるユニークな文化ですね。
こうした歴史と文化が色濃く残る街として高く評価され、2008年にユネスコ世界遺産に登録されました。
街全体が世界遺産なので、マラッカの歴史について少し予習をしておくと、街を見る解像度が上がり旅をもっと楽しめると思います!
マラッカ1泊2日行程表
1日目
7:15 | シンガポール Bugis MRT発 |
13:30 | マラッカ着 |
14:00 | ホテルの近くでランチ |
15:00 | 市内観光 |
18:00 | ホテルで休憩 |
19:00 | ディナー、ナイトマーケット散策 |
21:30 | リバークルーズ |
22:30 | マラッカ・リバー沿いのバーで1杯 |
2日目
9:00 | カフェで朝ご飯 |
10:00 | 散歩、ショッピングモールを散策 |
13:00 | ショッピングモールで軽くランチ |
14:30 | マラッカ発 |
20:45 | シンガポール Bugis MRT着 |
マラッカへの行き方
移動は長距離バスがおすすめ。意外とストレスフリー!
移動は長距離バスのCitylineを利用。Bugis MRT⇄Hatten Hotelの便を選びました。(便利そうだったので滞在先もついでにHatten Hotelにしました。)
バス代は往復で約60SGD。眺めの良い2階最前列の席。
7:15発予定のバスが少し遅れ7:30出発。8:00にTuasのチェックポイント(国境)に到着、バスを2回降りてイミグレ(出入国手続き)を済ませる。9:30にはチェックポイントを脱出できました。
イミグレに合計1時間半かかったけど、手続き自体は全く並んでなくて超スムーズ!週末だから混雑を覚悟していたけどガラ空きでよかったです。むしろバス渋滞やバスの乗り降りで時間がかかりました。
10:30にサービスエリアでトイレ休憩。
このサービスエリア、シンガポールからマレーシアに行く時によく使われていると思いますが、トイレに紙がないので注意!ティッシュを持参しましょう。
小腹満たしにバーリーソイ(豆乳と麦のデザート的な)を買い食い。
11:00にサービスエリアを出発し、13:30にHatten Hotelに到着!
シンガポールから約6時間で着きました!(体感はもっと早かった)
マラッカ観光1日目
マラッカに来たら一度は食べたい【チキンライスボール】
遅めのランチはホテル近くのチキンライスボール屋さん、Ee Ji Ban Chicken Rice Ballへ。
ローカルの人でとっても賑わっていた!
スチームとロースト、2種類のチキンを食べ比べ。そしてこの不思議なライスボール笑
食べてみるとご飯がほろほろと崩れて不思議な食感でした!(表現が変だけど離乳食みたいな)
鶏の出汁が効いているのか、しっかり味付けされていて美味しい!
二人でこの量だと正直お腹いっぱいにはならないけど、食べまくる予定なので問題なし。
メイン広場【オランダ広場】を散策
続いてGrabでオランダ広場まで移動。
小さなピンクの教会とこぢんまりとした広場がかわいい!
パッと見はヨーロッパだけど、そこらへんにギラギラしたバイタクがたくさんいて騒がしいのはなんともアジア。不思議なコラボ。
教会の中はヨーロッパの教会みたいな荘厳な感じではなくとってもシンプルな作り。
その後歩いてすぐの小高い丘へ。
セント・ポール教会跡と灯台。
マラッカの海と街が見渡せて気持ちよかったです。
続いてマラッカ川の周りをうろうろ。
砲台がありました。
マラッカのメインストリート【ジョンカーストリート】
続いて川を渡ってJonker Streetへ。
お土産物屋さん、食べ物屋さんが並んでいてわくわく!ここは旧中華街なのでさっきのヨーロピアンな感じとは打って変わって中華色強め。
歴史を感じるプラナカンの建物がずっと続いています。
シンガポールにもプラナカンの建物はたくさんあるけど、ここは長い歴史を感じる風貌でした。
マラッカの名物デザート【チェンドル】
ふらりと入った脇道のチェンドル屋さん、Christina EE Pineapple Tarts & Nyonya Cendol。
このチェンドル、めちゃくちゃ美味しくて感動ものでした。ふわふわの氷にかけられたココナッツミルクとマラッカ名産の黒糖(グラマラカ)が、歩き疲れた体に元気をくれました。
テーブルに黒糖が置いてあり自由にかけていいよとのことだったので、追い黒糖しまくり笑
ここのチェンドルはもう1回食べにきたい!というくらい印象的でした。
このお店、手作りパイナップルケーキも売っていたのでお土産に購入。
騙されたと思って食べてほしい!【マレーシア産ドリアン】
引き続きジョンカーストリートを歩いていたら、ドリアン専門店を発見!
友人がドリアン好きなので、一玉食べてみることに。(私はドリアン食べれなくはないけど得意でもないという感じ。)
食べてみた結果、普通に美味しくて、全然ペロリと食べられてしまいました!笑
シンガポールやバンコクでもドリアン食べたことあるけど、実はあまり美味しいと感じたことはなく、、(単に美味しいドリアンに出会えてなかっただけかも)
私の苦手なあの臭みが全然なくて、ちょっと苦味のある甘さで、クリーミー。マレーシアのドリアンってこんなに美味しいのか!と衝撃を受けました。
水の上に浮かぶ美しい【水上モスク】
夕方頃GrabでMasjid Selat Melakaへ移動。
女性は全身の露出を控える必要があるため、貸し出しているヒジャブを着用しました笑
ヒジャブの貸し出しは無料でしたが、チップをお支払いさせていただきました。自分の初めてのヒジャブ姿に少し笑ってしまったけど、貴重な体験ができてよかったです!
モスクをぐるっと一周。
ムスリムしか入れない神聖なエリア。
お祭り騒ぎの賑やかな【ナイトマーケット】
ホテルに戻り少し休憩後、夜のジョンカーストリートに繰り出してきました!
食い倒れ旅でまあまあお腹いっぱいだったけど、ニョニャ料理が食べたくて、評判の良さそうだったOur Kitchen Nyonya Restaurantへ。
やきそばと揚げ春巻きのようなものを適当に頼んだけどこれも美味しかった!やきそばは味が濃く見えるけど全然そんなことはなく、味が決まっててめちゃくちゃ美味しかったです。
夕食後はジョンカーストリートを散策。
昼間のジョンカーストリートとは雰囲気が全然違う!
週末のみナイトマーケットになるみたいで、露店がたくさん出ていてお祭り騒ぎ!食べ物屋さんや雑貨屋さんなど、通りの端から端まで出店でびっしり!
買い食いしながら通りを歩いて、賑やかさを楽しみました。
危ない雰囲気はなかったけど、人混みを歩くので念のため手荷物に注意しましょう!
1日の終わりにぴったり。夜の【リバークルーズ】
人混みを歩き疲れたけど帰るには早かったので、最後にリバークルーズ、Melaka River Cruiseに乗りました。
マラッカリバーを上り、下ってくる1時間のコース。夜風を感じながら、川沿いのライトアップを眺めたり、地元の方達で賑わう街の様子を眺めたりできてかなりよかったです!
最後に川沿いのバーで一杯飲んで、ホテルへ帰宅。爆睡。
マラッカ観光2日目
ローカルカフェで朝ごはん
朝は再びジョンカーストリートへ歩いていき、Calanthe Art Cafeで朝ご飯。メインストリートから少し外れた裏道にある、隠れ家的なカフェです。
ラクサとコピをいただきました。
ラクサはシンガポールでは食べることはあまりないけど、こちらのラクサは野菜など具材がたっぷりでスパイシーで美味しかったです!
2日目はもう正直やることもあまりないので、バスの出発時間までホテル近くのモールをぷらぷら。最後にクレイポットチキンライスがどうしても食べたくて、フードコートで食べました。
帰り際にちょっとしたハプニング・・・
帰りは14:30発のバスのはずなのに、バス停で待てどくらせどバスが来ない・・
おかしいなと思ってたら、バスの乗り場を間違えていたことに気づいた!!!
正しい乗り場はHatten Place。今自分たちがいるのはHatten Hotel・・・。
急いでドライバーに電話して事情を話して、正しい乗り場までGrabで向かい10分・・・。
なんとか乗せてくれた・・・。
出発を15分ほど遅らせてしまったけど(乗客のみんなすまん)、無事にシンガポールに戻ることができました(ガチ焦った)。
バス停の名前がややこしいんだわ!!改善しろ!(逆ギレ)
みなさんはどうかお気をつけくださいね。笑
バスに揺られイミグレを通過し、20:45にはシンガポールBugisのバス停に戻ってこれました。
おすすめの海外eSIM【airalo】
今回1泊2日の旅では、はじめてairaloというeSIMを活用しました!
事前に1GB分購入して、あとは現地入りして携帯上でeSIMを切り替えるだけでネットにつながります。
初めてeSIM使ったけど、めちゃくちゃ便利やん。なんで今までeSIM使ってこなかったんだろうと思いました。
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まとめ
弾丸1泊2日マラッカ旅行、期待以上に楽しむことができました!
- シンガポールからバスで気軽に行ける
- 街全体が世界遺産。それでいて街がコンパクトなので観光しやすい
- 本場のニョニャ料理が美味しい
- 1泊で丁度よく、週末旅行にぴったり
日本からマラッカに行こうと思うとそう気軽には行けないので、シンガポール在住の方はぜひ今のうちに1回行ってほしい場所です!